この3月の卒業生(30期生)の進路状況がまとまりましたので、過去数年と比較しながら今後の予測を踏まえ、分析を加えてみたいと思います。
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| 1.四年生大学進学者数がやや減少 |
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25期、26期ともに100名、27期が90名、28期は93名と、100名が四大入学者数のひとつの壁でしたが、29期生は127名と激増しました。しかし、30期は再び104名となり、29期を特異点として、むしろ100名前後で今後推移するような傾向となるように思われます。神奈川大学が22名から7名に激減したのが数字の上で響いています。いわゆる「2007年問題」(大学全入時代の幕開き)が定着し、大学にこだわらない生徒が増えてきているのが実情です。 |
| 2.指定校推薦の比重低下 |
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指定校での大学進学者数は、27期68名、28期62名、29期60名、30期53名と減少傾向にあります。多数の指定校枠があるなか、東京、神奈川の近場の大学に人気が集中しています。ただ、AO・自己推薦に関しても、30期は8名(前年14名)、公募制推薦で12名(前年15名、国立大学を含む)とやや減少しています。AO入試は、高校の成績が問われることがない分、合格までに何回かの関門が待ち受けており、途中で挫折する生徒も出るなど決して楽な方法ではありません。AO入試については、学力不足の生徒が入学する弊害が問題となり、学力試験導入などの改革が論議されるなか、高校での成績が重視される公募制推薦に、今後本校は注目すべきでしょう。 |
| 3.短大は、増加へ |
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専門学校のバリエーションに押され、短大の独自性が見えないといわれる傾向の中、25、26期には30名を超えていたのが27期、28期と30名を割り込み、29期が15名と激減した後、30期は一転24名と増加しました。就職難を背景にした資格志向のなか、幼児教育や保育、家政系、医療・看護系(総計18名)に希望者が集中しています。近年は、四大編入に力を入れる短大もあるので、大学入学へのバイパスとして短大を考える人もいるようです。 |
| 4.専門学校人気は本校でも頭打ちに? |
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専門学校は25期、26期と60名余、それが27期に84名に急増。大学一般受験を嫌ってここに流れた生徒も多かったのですが、28期は64名、29期は53名、30期も53名と、27期を除きここ数年、進学数に大きな変動は見られません。医療・看護系29期6名に対し30期は9名と増加しています。美容系は根強い人気を保っていますが、場合によってはエステやネイルとの関係も含め、自分に合った学校を選ぶことが大切です。日本工学院八王子が、ジャンルの多さと充実した設備などで本校では安定した人気です。
専門学校でも一部AO入試が採用され、特典をつけるなどして一段と生徒獲得競争が早まる傾向にありますが、あわてずに自分の希望進路に沿った選択をすることが大切です。 |
| 5.就職者は… |
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25期から27期はいずれも就職者数一桁でしたが、28期は15名(うち女子11名)、29期12名(同10名)。30期は、不況による求人数の減少に比例したように、10名と低下しています。ただ男子が7名を占め、近年にはまれな現象です。29期は公務員0でしたが、30期は1人警視庁に入っています。 |